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 大規模建造物の主要部に鉄骨が使用されたのは、1886年に完成したニューヨークの自由の女神像が初めてといわれています。

 他の建築材料に比べて、鉄骨は比較的新しい構造材料ということができます。

 一方日本においては、1958年竣工の東京タワーに代表される塔の例がありますが、1968年の霞が関ビルの完成に始まる超高層ビルの出現に伴い、新宿副都心など建造物への本格的な大規模鉄骨の利用が始まりました。

 この時期は高度成長と重なり、高層ビルのほか、大型工場、公共施設、その他多くの建造物が建設され、統計では1,000万トン/年を超える生産実績が記録されています。

画像6.jpg
霞が関ビル.jpg

 その間、高張力鋼など新しい鋼材や副資材の開発・改良、生産技術・施工技術の開発・改善等、設備類の開発・改良、さらには法律、基規準類の改定などが進められました。

高張力鋼材の開発、高力ボルト接合及び溶接接合の導入なども、この時期に重なります。

 最近では、ロボット溶接等の利用も大いに進められています。

建設初期の新宿副都心.jpg

 このように今後変化する環境条件のなかで、弊社としてはその変化に対応しながら、鉄骨の生産技術面を中心として今後取り組んでいきたいと考えています。

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株式会社アイ・エヌ・ジーエンジニアリング

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